以前から愛用しているトラックボール、microsoft Trackball Explorerの調子が悪くなって来ていました。調子がというか、長年使っていることもあり、ボールの回転がスムーズではなくなったので、操作がしづらくなったという状態。
状況をぼやいていたら、友人がオークションで見つけてくれました。
効果があるのかどうかわからないけど、即落札!!
ちなみに、パソコンやネットを使い始めて15年ほど経ちますが、ネットオークションには手を出したことがなく、今回初めての体験でした。
だって、ちょっと恐いですね・・・。だまされたりとか。と、そんな不安も全く問題なく、スムーズに取引終了!すぐに発送され、手元に商品が届きました。
復活アイテムはこんなものです。
Trackball Explorer のボールを外し
ボールの下に設置。復活アイテムについているボールの上にトラックボールが乗っかって、少し浮きます。実際にはボールをつけたまま下に潜らせますが、いずれにせよ本体のボールが浮きます。
そうすると、ボールの回転がスムーズになり、操作感が向上するわけです。使用感としては多少ひっかかりもありますが、今までの状態よりは遥かに良いですね。
オークションで、新品の在庫があったりもしたんですが、1万円ぐらいになりそうなので、まずは復活アイテムから買っちゃいました。送料込みで660円だったので、大満足です。
これでもうしばらくは使えるかなー。でも、同じ1万円なら次はケンジントンのエキスパートマウスにするかどうか迷うところではありますね。
しばらくは持ちそうなので、とりあえずは保留ですけどね。
検索すると、人工ルビー(宝石の)との交換をされていらっしゃる方の記事が見つかるかと思いますが、真球率や実際の硬度、対磨耗性については、工業用人工ルビーとは比べものにもならないと思うので、最初からベアリングなどに使われる前提で作られているセラミックボールを選択しました。
元々ついている支持球とそのまま交換できるサイズだったって言うのも、これを選ぶ理由の一つです。
作業方法のご紹介
0.5mm〜0.7mm程度の精密ドリルで支持球の後ろから穴を開け、貫通すれば押し出せます。
押し出すのはちょっと力が必要な(場合がある)ので、作業は慎重に。
失敗してしまうと、ドリルが折れてしまうことがあるので…
また、折れるときに手元がくるってしまうと、細いからよく刺さります。
チクチクと痛みますので、押し出すときだけ特に注意してください。
あとは、ポッカリと空いたその穴に、セラミックボールを入れるだけ。
接着剤とかはいらないと思います。
2台しか交換しておりませんが、どちらも快調です。
分解するときに、ネジの長さと場所をちゃんとわかるようにしておかないと、組み立てるときにボディに突起を作ってしまうのでご注意を。
クリックボタンとスクロールホイールの基盤部分を脱着には少々コツがいりますが、支持球交換した後の滑らかさと耐久性を考えれば、きっとその面倒臭さも乗り越えられるかと思います。
セラミックボールは、ボッタクリのお店もかなり多いので、私が購入したお店を紹介してみます。
http://www.kimihiko-yano.net
プラモデル・ラジコン・模型等の小さなショップさんです。
私が使ったのは、こちらで扱っていた2mmのセラミックボールです。
私が調べた範囲では、こちらのショップが真球率と価格で一番安かったかと思います。
ボールを購入するときに、お店の方とお話させて頂いたのですが、何でもこのサイズのセラミックボールは、通常ラジコン等では使わないらしく、その多くがTBEユーザーが求められているとの事でした。
ご参考になれば幸いです。